ノベル↔ゲーム
メディア日記――眠い
眠いけどネトマやってから寝ます。眠いけど。
どーも、友井架月です。
昨今は「俺妹」や「はがない」のように
ラノベ→ギャルゲー化の流れが増えてきています。
これは、主人公が美少女に囲まれるという
「これなんてエロゲ」なラブコメ作品が増えてきたからだと思われます。
ラノベのゲーム化なんて地雷臭しかしませんが、
それがルート分岐のギャルゲーならシナリオ次第で十分に楽しめます。
それは、原作ではありえなかった各ヒロインとの話を見れるからで、
ある意味、一本道しかないラノベの救済策とも取れるのです。
それでは逆に、エロゲ→ノベル化となるとどうか?と問えば、
こちらの方は昔からありますが、あまりパッとしないような気がします。
私があまりそちらのジャンルに触れていないからかもしれませんが、
エロゲからの小説化は存外に難しいです。
まず始めに、大抵のエロゲはヒロインごとにルートが分岐します。
それをノベル化するには、ヒロインごとの話を書くか一本道のルートの話を書くしかありません。
そして多くのノベルはヒロインごとに本を出すわけですが、
ゲームのシナリオをそのままノベル化することなんて出来ませんし、
変にアレンジを加えると原作の雰囲気を壊すことになります。
その結果、同人のアンソロジーみたいな中途半端な作品ができたりするのです。
ひとつの作品をメディアミックス展開する場合、
元のジャンルと展開する先の媒体の必要性をよく考えなければなりません。
ゲームだからできること。
漫画だからできること。
アニメだからできること。
ノベルだからできること。
それぞれあると思いますが、その媒体である意味を履き違えると間違いなくこけます。
そして、ここで重要なのが、
どういう展開をしようと、
元の作品と後の作品とでは題材は同じでも結果として「別々の作品」になるということです。
○○がアニメ化して喜んだけど実際にアニメを見たら原作とかけ離れててがっかりした。
という経験は誰しもあるでしょうが、
それは、原作のイメージをアニメに持って行きすぎていることも多いのです。
原作が漫画であれゲームであれ小説であれ、
アニメになれば原作とは「別の」作品になります。
音声がない漫画原作にアニメという「声」がついた時点で原作から離れていると気づかなければいけないのです。
媒体の違いとはそれだけ大きな壁があります。
その違いを理解せずに安易なメディアミックスはされるべきではないと私は考えますね。
ここで話をエロゲのノベル化に戻しますが、
処女はお姉さまに恋してる、という作品があります。通称おとボクですね。
ゲームとしては一作目の「処女はお姉さまに恋してる」と
二作目の「処女はお姉さまに恋してる 2人のエルダー 」があるわけですが、
その間に、小説の「乙女はお姉さまに恋してる 櫻の園のエトワール」があります。
これは、一作目と二作目の間の話が書かれているわけですが、
私はこの小説からおとボクに入った人間です。(おとボクのアニメはちらっと見ましたが)
この作品はノベルという媒体ですが、ちゃんと作品として独立していながら
一作目と二作目の補完(あるいは外伝であり、正史であり)をしているという点で面白いです。
こういう使い方ならメディアミックスも評価できると思います。
まぁここまで生意気なことを書いてる私ですけど、要は、
商業的な価値だけを見てメディアミックスするなと言いたいだけです。
普通に原作ありきのアニメ見てますしね。
偽物語面白いです。
そんなこんなで。
またまた真面目な話を書いた反動でそのうち変態的な話を書きそうではありますが、
たぶん、次回も真面目な話になると思います。
それでは今日はこのへんで。
友井架月でした。
眠いけどネトマやってから寝ます。眠いけど。
どーも、友井架月です。
昨今は「俺妹」や「はがない」のように
ラノベ→ギャルゲー化の流れが増えてきています。
これは、主人公が美少女に囲まれるという
「これなんてエロゲ」なラブコメ作品が増えてきたからだと思われます。
ラノベのゲーム化なんて地雷臭しかしませんが、
それがルート分岐のギャルゲーならシナリオ次第で十分に楽しめます。
それは、原作ではありえなかった各ヒロインとの話を見れるからで、
ある意味、一本道しかないラノベの救済策とも取れるのです。
それでは逆に、エロゲ→ノベル化となるとどうか?と問えば、
こちらの方は昔からありますが、あまりパッとしないような気がします。
私があまりそちらのジャンルに触れていないからかもしれませんが、
エロゲからの小説化は存外に難しいです。
まず始めに、大抵のエロゲはヒロインごとにルートが分岐します。
それをノベル化するには、ヒロインごとの話を書くか一本道のルートの話を書くしかありません。
そして多くのノベルはヒロインごとに本を出すわけですが、
ゲームのシナリオをそのままノベル化することなんて出来ませんし、
変にアレンジを加えると原作の雰囲気を壊すことになります。
その結果、同人のアンソロジーみたいな中途半端な作品ができたりするのです。
ひとつの作品をメディアミックス展開する場合、
元のジャンルと展開する先の媒体の必要性をよく考えなければなりません。
ゲームだからできること。
漫画だからできること。
アニメだからできること。
ノベルだからできること。
それぞれあると思いますが、その媒体である意味を履き違えると間違いなくこけます。
そして、ここで重要なのが、
どういう展開をしようと、
元の作品と後の作品とでは題材は同じでも結果として「別々の作品」になるということです。
○○がアニメ化して喜んだけど実際にアニメを見たら原作とかけ離れててがっかりした。
という経験は誰しもあるでしょうが、
それは、原作のイメージをアニメに持って行きすぎていることも多いのです。
原作が漫画であれゲームであれ小説であれ、
アニメになれば原作とは「別の」作品になります。
音声がない漫画原作にアニメという「声」がついた時点で原作から離れていると気づかなければいけないのです。
媒体の違いとはそれだけ大きな壁があります。
その違いを理解せずに安易なメディアミックスはされるべきではないと私は考えますね。
ここで話をエロゲのノベル化に戻しますが、
処女はお姉さまに恋してる、という作品があります。通称おとボクですね。
ゲームとしては一作目の「処女はお姉さまに恋してる」と
二作目の「処女はお姉さまに恋してる 2人のエルダー 」があるわけですが、
その間に、小説の「乙女はお姉さまに恋してる 櫻の園のエトワール」があります。
これは、一作目と二作目の間の話が書かれているわけですが、
私はこの小説からおとボクに入った人間です。(おとボクのアニメはちらっと見ましたが)
この作品はノベルという媒体ですが、ちゃんと作品として独立していながら
一作目と二作目の補完(あるいは外伝であり、正史であり)をしているという点で面白いです。
こういう使い方ならメディアミックスも評価できると思います。
まぁここまで生意気なことを書いてる私ですけど、要は、
商業的な価値だけを見てメディアミックスするなと言いたいだけです。
普通に原作ありきのアニメ見てますしね。
偽物語面白いです。
そんなこんなで。
またまた真面目な話を書いた反動でそのうち変態的な話を書きそうではありますが、
たぶん、次回も真面目な話になると思います。
それでは今日はこのへんで。
友井架月でした。