ケムシ伝
虎馬日記――丑三つ時が一番の活動絶頂期です。こんなんで大丈夫なのでしょうか?
今月は二日と空けずに更新したい。
基本は一日おきに更新し、余力があれば連日更新を目指したいんよ。
今月はこんな感じの予定で参りたい。
どーも、友井架月です。
中学時代の話、陸上の大会での逸話です。
まあ、本編は陸上とはなんら関係ない話なんですが、なんかそんな気分だったので書くことにしました。
本職である100m予選を終え、極度の緊張から解放されたときのことです。
無駄に布面積の少ない大会以外では決して着たくないユニフォームから体育着へと着替え、部活のテントへと戻りました。夏へと赴く日差しにまいりつつも、自分の出番が終わってほっとしていました。
後はチームメイトの応援をするだけ。どうせ自分は決勝に残らないだろうから気楽なもんです。
砂漠のオアシスの如くスポーツドリンクを干からびた喉へと流し込みつつ、一帯の歓声やピリピリした空気に体を休めつつ、疲労と脱力感からぼーっとしていました。
そこでふと、視線を自分の体育着へと向けた。
ちょうどへその部分、直径五センチくらいの円状に、黒っぽいシミができていた。
そのときはどこかでつけた汚れ程度にしか思っていませんでした。
ところが、時間が経つにつれシミの面性が大きくなっていきました。
さすがに不思議に思って体育着を裏返してみると……
全長五センチくらいのムッチリしたケムシが潰れていた。。。
………………………………………………(事態が読めずただ呆然とする俺)
なんで体育着の中に毛虫がいるんだとかいつの間に紛れ込んだのかとかずっと俺は毛虫を肌で感じていたのかとか思うことは色々あるけれども、とりあえず、一言。
『やべっ次はリレーの予選だー!!』
ハプニングはあっても大会は何事も無く進行していきます。
その後リレーでバトンを落とすような致命的なミスをしようとも、大会はつつがなく進行してしまいます。
本来は関係ないはずの毛虫が紛れ込んだのも、いつも練習しに来ているはずなのに違和感を抱かずにはいられない、大会独特の空気の一部だったからでしょう。
今回はそんな話。
多々の記憶に埋もれた逸話の一つ。
友井架月でした☆
今月は二日と空けずに更新したい。
基本は一日おきに更新し、余力があれば連日更新を目指したいんよ。
今月はこんな感じの予定で参りたい。
どーも、友井架月です。
中学時代の話、陸上の大会での逸話です。
まあ、本編は陸上とはなんら関係ない話なんですが、なんかそんな気分だったので書くことにしました。
本職である100m予選を終え、極度の緊張から解放されたときのことです。
無駄に布面積の少ない大会以外では決して着たくないユニフォームから体育着へと着替え、部活のテントへと戻りました。夏へと赴く日差しにまいりつつも、自分の出番が終わってほっとしていました。
後はチームメイトの応援をするだけ。どうせ自分は決勝に残らないだろうから気楽なもんです。
砂漠のオアシスの如くスポーツドリンクを干からびた喉へと流し込みつつ、一帯の歓声やピリピリした空気に体を休めつつ、疲労と脱力感からぼーっとしていました。
そこでふと、視線を自分の体育着へと向けた。
ちょうどへその部分、直径五センチくらいの円状に、黒っぽいシミができていた。
そのときはどこかでつけた汚れ程度にしか思っていませんでした。
ところが、時間が経つにつれシミの面性が大きくなっていきました。
さすがに不思議に思って体育着を裏返してみると……
全長五センチくらいのムッチリしたケムシが潰れていた。。。
………………………………………………(事態が読めずただ呆然とする俺)
なんで体育着の中に毛虫がいるんだとかいつの間に紛れ込んだのかとかずっと俺は毛虫を肌で感じていたのかとか思うことは色々あるけれども、とりあえず、一言。
『やべっ次はリレーの予選だー!!』
ハプニングはあっても大会は何事も無く進行していきます。
その後リレーでバトンを落とすような致命的なミスをしようとも、大会はつつがなく進行してしまいます。
本来は関係ないはずの毛虫が紛れ込んだのも、いつも練習しに来ているはずなのに違和感を抱かずにはいられない、大会独特の空気の一部だったからでしょう。
今回はそんな話。
多々の記憶に埋もれた逸話の一つ。
友井架月でした☆